【アシュタンガヨガ】プライマリーシリーズ・ポーズと順番について【シッティングポーズ前半】
- 2019.12.15
- ヨガ
こんにちはwa-kuです。
以前ハーフプライマリーのスタンディングポーズまでの記事を作成しましたが、今回はハーフプライマリー前半のシッティングポーズについて記載していこうと思います。
アシュタンガヨガを始めてすぐの方は最初の目標として、ハーフプライマリーまでのポーズを習得する事を目指すのではないでしょうか。
今回はそんなハーフプライマリのシッティングポーズに内容を絞り記事を書いてみました。
皆さんの参考となれば幸いです。
- 1. アシュタンガヨガ・プライマリーシリーズ概要など
- 2. アシュタンガヨガ・プライマリーシリーズ・シッティングシークエンス前半
- 2.1. Dandasana (ダンダーサナ)
- 2.2. Paschimattanasana(パスチマッタナーサナ)
- 2.3. Purvattanasana(プルヴァッタナーサナ)
- 2.4. Ardha Baddha Padma Paschimattanasana(アルダ・バッダ・パドマ・パスチマッタナーサナ)
- 2.5. Tiryan Mukha Eka Pada Paschimattanasana(ティルヤン・ムカ・エカ・パダ・パスチマッタナーサナ)
- 2.6. Janusirsasana A(ジャーヌシルサーサナA)
- 2.7. Janusirsasana B(ジャーヌシルサーサナB)
- 2.8. Janusirsasana C(ジャーヌシルサーサナC)
- 2.9. Marichasana A(マリーチャーサナA)
- 2.10. Marichasana B(マリーチャーサナB)
- 2.11. Marichasana C(マリーチャーサナC)
- 2.12. Marichasana D(マリーチャーサナD)
- 2.13. Navasana(ナヴァーサナ)
本記事はこんな方にオススメ
- アシュタンガヨガをすでに練習している方
- アシュタンガヨガを始めたばかりの方
- ポーズの名前を覚えたい方
下記、掘り下げていきます。
アシュタンガヨガ・プライマリーシリーズ概要など
アシュタンガヨガのプライマリーシリーズは「前屈」と「股関節回転」がテーマになっていて、体を前に倒してハムストリングに訴えるポーズ、半蓮華座を組んで股関節を柔軟にするポーズ、などがポーズを組み替えて存在します。
また、ポーズへ移行する動きとポーズを維持する動きには作用と反作用、ポーズとカウンターポーズという相反するもの、根本的差異が存在します。
プライマリーシリーズは身体の神経系の浄化が目的とされ、決められたシークエンスを繰り返し行うことで練習が深まり、意識もクリアになって行きます。
Sri K. Pattabhi Jois先生のフルプライマリーの動画です。
今回の記事でもこちらの動画を添付させていただきます。
アシュタンガヨガ・プライマリーシリーズ・シッティングシークエンス前半
※ここからのプライマリーシリーズのシッティングポーズでは各ポーズの間にジャンプバック・ジャンプスルーのシークエンスが入ります。
Dandasana (ダンダーサナ)
坐骨をしっかりとつけ、自然な弯曲を再現しながら脊柱を伸ばす。胸部を持ち上げ浮遊させて前側を開き、後ろ側も大きく広げます。
腕の骨の先端が肩関節の中心に来る様にし、脇の下を前に上げ、腕を伸ばして手を前に置きます。
Paschimattanasana(パスチマッタナーサナ)
息を吸いながら、ジャンプスルーで座る姿勢に入ります。重要なポイントはハムストリングを制服するのではなく、解放するものと意識する事です。
Purvattanasana(プルヴァッタナーサナ)
強く身体の前部を伸ばすポーズです。ドリシュティは鼻あるいは額の中心(第三の目)。この姿勢のまま5呼吸カウント。
Ardha Baddha Padma Paschimattanasana(アルダ・バッダ・パドマ・パスチマッタナーサナ)
足の指を握る半蓮華のポーズです。ドリシュティは足の指。
前屈と股関節回転とを結合させた一連のポーズのうちの第一番目です。
※ここから5つのポーズ(アルダ・バッダ・パドマ・パスチマッタナーサナ〜ジャーヌシルサーサナC)は プライマリーシリーズの大腿骨回転のパターンを表すポーズです。ここでのポーズが種となり、もっとも極端な外旋・内旋のポーズに実を結びます。
Tiryan Mukha Eka Pada Paschimattanasana(ティルヤン・ムカ・エカ・パダ・パスチマッタナーサナ)
両腕、片足を前に伸ばした前屈。ドルシュティは足の指。
坐骨をしっかりと床につけることが出来ないのは大腿四頭金筋が硬く短い為です。これでは膝関節を完全に曲げる事はできない為、毛布などを坐骨の下に敷き足を床につければ良いです。
Janusirsasana A(ジャーヌシルサーサナA)
Janusirsasana B(ジャーヌシルサーサナB)
Janusirsasana A(ジャーヌシルサーサナ)
頭が膝を越えるポーズ。ドリシュティは足の指。
ジャーヌシルサーサナAは前屈と股関節回転を混合させたポーズ。
パシュチマターナーサナ・バッタコーナーサナがこれら2つの主要ポーズです。
片方の脚でパシュチマターナーサナ、もう片方の脚でバッタコーナーサナを行います。
Janusirsasana B(ジャーヌシルサーサナ)
頭が膝を越えるポーズ。ドリシュティは足の指。
右足を後方に最大85度、曲げた右足の裏を左内大腿につけます。右足の位置は変えずに両手を床につけ、殿部を床から上げる。
※Aとは逆に右足首を曲げ、右大腿を外側に回す。
Janusirsasana C(ジャーヌシルサーサナC)
頭が膝を越えるポーズ。ドリシュティは足の指。
半蓮華の様に右脚を曲げるが、足首は屈折する。理想的には、足が床と垂直になりかかとが足の指の真上で上を向いているのが良いです。
Marichasana A(マリーチャーサナA)
聖仙マリーチのポーズ。ドリシュティは足の指。
このポーズは股関節を後のポーズのクルマーサナに備える為のポーズです。脚を頭の後ろに持ってくる動きを行うには、この柔軟性が必要です。
Marichasana B(マリーチャーサナB)
聖仙マリーチのポーズB。ドリシュティは鼻。
マリーチャーサナAとマリーチャーサナBはほとんど同じであり、唯一の違いはAで伸ばしていた脚をBで半蓮華の形にする事です。
Marichasana C(マリーチャーサナC)
聖仙マリーチのポーズC。ドリシュティは側面。
呼吸とともに、体幹全体をねじります。左腕を右膝に押し付けてレバーの様に使います。ポーズの状態で左右5呼吸行います。
Marichasana D(マリーチャーサナD)
聖仙マリーチのポーズD。ドリシュティは側面。
マリーチアーサナCの伸ばした脚を半蓮華にしたものです。このポーズはマリーチアーサナBに熟練した後にはじめます。
Navasana(ナヴァーサナ)
船のポーズ。ドリシュティは足の指。
ダンダーサナのポーズから体でを後ろに傾け、坐骨の後ろと仙骨の先端でバランスをとる。両脚を持ち上げて体幹と脚の角度を90度に保ち5呼吸行う。
ここまでがハーフプライマリーシッティングポーズの前半となります。
参考書籍はこちら↓
お読みいただきありがとうございました!
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