【アシュタンガヨガ】呼吸法にコミットして検証してみよう【ビギナー】
- 2020.02.09
- ヨガ
こんにちはwa-kuです!
現在アシュタンガヨガを週6〜7の頻度で練習しています。
ヨガでは呼吸が重要って耳にするけど、どうしてなんだろう?
今回はこういった疑問に答えます。
ヨガを練習していく中で最も重要と言っても良い呼吸、愛読書は【アシュタンガヨガ実践と探求】です。
皆さんの参考となれば幸いです!
アシュタンガヨガの呼吸法について
ヨガの練習で最も目につきやすい場所は様々なアーサナ(ポーズ)ですが、最も重要とされているのが基本的な3つ技術です。
ウジャーイー・プラーナーヤーマ
ムーラバンダ
ウディヤーナ・バンダ
※ムーラバンダ、ウディヤーナ・バンダについては前回のバンダの記事にまとめましたので、そちらをご覧ください!
この3つの技術の中で直接的な呼吸に関する技術がウジャーイー・プラーナーヤーマ「勝利の呼吸」と言われ勝利を得た生命力の拡張を意味しています。
この用語の語源は「プラーナ」と「アヤーナ」の2つが組み合わさった言葉となります。
プラーナ+アヤーナ=プラーナーヤーマ
アヤーマ→拡張伸ばす事を意味しています。
プラーナ→身体の微細な部分を作り上げる内的呼吸、生命力の意味。または、外的呼吸・生命構造上の呼吸を言及する際にも使われ、この他にナーディ(エネルギー経路)とチャクラ(エネルギーの中心)が生体構造の微細部分を成す要素とされている。
この意味を用いるとプラーナーヤーマは呼吸の拡張、穏やかで安らかで安定した呼吸パターンの使用を意味します。呼吸が穏やかであれば、心も穏やかになります。
アシュタンガヨガの呼吸法の実践について
アシュタンガヨガ の練習中は常にこのウジャーイー・プラーナーヤーマの呼吸法で行っています。
ウジャーイー・プラーナーヤーマは呼吸を伸ばすプロセスであり、それによって生命力が拡張されます。
練習では喉頭蓋で喉の一部を塞ぐ事によりわずかに喉頭の上部開口部をわずかに狭める必要があります。
(喉頭蓋は食事などの時は閉じられており、呼吸を行う時には開けられています。場所下記図にて)
この喉の一部を塞ぐ事により、呼吸を伸ばし「シュー」をいう音を出します。
この音を出して呼吸を行うことがウジャーイー呼吸の特徴だと言われています。
アシュタンガヨガの練習中はこの「シュー」という音を常に聞くことに集中するして練習を行います。
この音を発生させて音に集中していく意味とは、この自分自身の呼吸の音を聞く事により注意を内側へと引きつけ、外界から感覚を遮断し、外部の音に意識が向かう事を抑制する働きがあります。
アシュタンガヨガ・ウジャーイー呼吸法の練習
練習時は直立で快適な姿勢で座る。
呼吸中は鼻だけで呼吸を行い、アーサナを行なっている際も絶えずウジャーイーの音を出しつづける。
吸っている時と吐き出している時も呼吸の間中はずっと、音が均等であるように気をつける。
吸吐それぞれの呼吸を長く深く伸ばしていき、胸郭へと均一に呼吸をしていきます。
胸郭が穏やかに脈打つように呼吸を行い、呼吸と同時に胸郭が自由に広がることができるように行う。
また、息を吸う時には内側の肋間筋(肋骨の間の筋肉)が緩んでいる状態で行います。
重要な事は息を完全に吐き出し新たに息を吸い込むための空間を体内に作る事でもあります。
アーサナを行う場合は、呼吸に従ってともに動くよりも、呼吸が動きを起こすようにするのが効果的です。
アシュタンガヨガ・ウジャーイー呼吸法の効果
アシュタンガヨーガで活発に深く呼吸を行い、呼吸量を大きく増やしたい理由は吸い込む事によって酸素の供給量をあげる事と、吐き出す量を増やす事で毒素を多く吐き出す事だと言われています。
アシュタンガヨガで捉えられている毒素はこちらです。
精神的毒素・感情的毒素・身体的毒素・環境的毒素
毒素というと一般的には体内に入り込み病気の元となる物質であると認識しがちですが、
アシュタンガヨガでの毒素とは思考・感情なども毒素と捉えているのが特徴的です。
これらの毒素は、全て関節や脂肪組織の周りなど酸素があまりなく、体の中でも「新鮮でない」、「活気のない」部分に溜まりやすく、この毒素を深く呼吸をして蓄積された毒素を吐き出し、酸素を吸い込む事で、体を元の健康な状態に戻る為の基礎がつくられていきます。
はい、今回は以上です!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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