【アシュタンガヨガ アーサナ】スプタクルマーサナについて【考察 】

【アシュタンガヨガ  アーサナ】スプタクルマーサナについて【考察 】

 

こんにちはwa-kuです。

アシュタンガヨーガの練習をほぼ毎日行なっております。

現在はフルプライマリーを練習しています。

練習を進めていく時に、いくつかのポーズを完成できずにとても苦戦していたポーズがいくつか有ります。


今回はそんなポーズ中でもとても完成するまでに時間のかかったスプタクルマーサナについて考察していきたいと思います。


皆さんの参考となれば幸いです!

 

 

【アシュタンガヨガ】スプタクルマーサナとは?

 

 

※今回の記事はアシュタンガ・ヨーガ -実践と探求- から知識を得て自分なりの解釈でまとめています。



スプタクルマーサナとは、アシュタンガヨガの最初のシリーズ(プライマリーシリーズ)で、ハーフプライマイリー(ナヴァーサナ)後に登場する、両足を首の後ろに持ってくるポーズです。



マリーチアーサナD・プジャピーダーサナに熟達していることが必須の条件。


脊柱を安全な支持のための耐久力を生み出すポーズで有り、後のドロップバック(スタンディングから後屈するポーズ)を行う為の必須のポーズとなるそうです。


 

スプタクルマーサナ ポーズの効果について

 

 

スプタクルマーサナは足を首の後ろに持ってくるポーズであり、後屈を中和するポーズ。


脊柱を刺激して腹筋と体幹伸筋を強化し腹部を発達させて心臓と肺への血液供給量を増加させる。また、謙遜の気持ちが増し高慢な気持ちが減少していきます。


後屈や腕のバランスシークエンスと組み合わせると神経系を浄化して瞑想状態を引き起こします。


個人的な感想ですが、このポーズを練習し始めてから股関節周りの柔軟性が上がって進化した事を実感しています。


ですが、クルマーサナの時もそうでしたが初期の段階で無理にポーズを深めようとすると腰部に負担が掛かります。クルマーサナで背中が丸まっている時は推間板が傷つきやすい位置にあるそうです。

また、上記の通り、前屈には身体に蓄えられた過去の感情、エゴなどを解放する働きがあります。

 

スプタクルマーサナの練習方法

 

 

 

 

①タクルマーサナの前のポーズ、クルマーサナの状態から息を吐きながら足を上に曲げる。

②肩を膝の後ろに深くかけ、腕を背中の後ろに回して手を握る。できれば手首を掴む。

③息を吸いながら足首を交差し額を床につける。(プライマリーシリーズの場合)

④脊柱を腹筋と背部伸筋で支え5呼吸のカウント

⑤手をほどき肩の下に置き、息を吸いながら体を持ち上げる。(できれば足は頭の後ろ)

⑥足を伸ばしテッィティバーサナ

⑦息を吐きながら脚を後ろに曲げ、膝を腕の後ろへ

⑧息を吸いながらバカーサナ

⑨腕、足のつま先をまっすぐに伸ばしかかとを坐骨下へ引き下げる。

⑩チャトランガ・ダンダーサナ、アップドック、ダウンドック

 

 

スプタクルマーサナ上達のコツ

 

 

 

僕もこのポーズを与えていただいてから、きちんと首の後ろに足が掛かりポーズを保てるようになるまでは3ヶ月以上掛かりました。


コツとしては、毎日休まずに練習する事です。


練習中は先週の自分と今現在の自分を比べて見ることを常に意識していました。


体に対する感度がとても敏感になっているので、1mmくらいの柔軟性の成長も感じることができます


そんな少しの成長を感じる事をモチベーションにすると、ポーズに対して意識的になり、結果徐々に体がポーズに近づいていくという感じです。

 

 

今回は以上です!

お読みいただきありがとうございました。